雪崩救助犬を使う際に考慮しなくてはならないこと
雪崩救助犬は捜索の一手段であり、万能ではありません。また、雪崩救助犬は機械でもありません。生身の動物であることを考慮し、長所を引き出しながら捜索させることが大切です。
雪崩救助犬は人間の体ではなく臭いを捜すので、臭いが雪面に上がってきていない場合には捜すことができません。(埋没地点が深すぎたり、雪の中に氷板があったりなど。スイスでは、埋没深3Mを犬の限界としています。)
雪崩救助犬はハンドラーの指示のもとに捜索をします。犬だけで捜索させたり、あるいは見ず知らずの人が犬をハンドリング(注:犬に捜索の指示を与える)したり、他人に貸与したりすることはできません。
雪崩救助犬の捜索範囲外に人がいても捜索をすることはできますが、できるだけ捜索範囲の風下にいることが望ましいでしょう。
捜索隊員が一度捜索した範囲(荒れた範囲)でも、雪崩救助犬は捜索することができます。
雪崩救助犬にとって、雪上で嗅覚を使う仕事は精神的にも肉体的にも非常に消耗する作業です。現場入りする体力、気力を全て捜索作業に充て、最も良い状態で犬に嗅覚を使わせる為にも、できるだけ犬に負担をかけないように現地まで搬送することが望ましいのです。実際、海外の雪崩捜索救助先進国では積極的にヘリコプターやスノーモービル、スキーリフト、ゴンドラ、橇(犬が橇や移動ボックスに乗り込み、人間がそれを牽く)などが利用され迅速に現場入りする体制が整っています。
犬の集中力は10〜15分、長くても30分と言われています。この時間内で捜索作業をさせ、十分な休憩時間を与えながら継続して作業をさせることが大切です。
雪崩救助犬が現場に入る際、現場で捜索活動をしている人がしてはいけないこと
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