雪崩救助犬とは?
 


 犬の嗅覚は非常に優れており、人間の一万倍とも十万倍とも言われています。その鋭い嗅覚を使って、雪崩に巻き込まれて埋没した遭難者を捜す訓練を受けた犬を雪崩救助犬といいます。 また、雪崩跡において、埋没者の有無を確認することも雪崩救助犬の仕事です。(目撃者がいない場合、実際に埋没者が存在するかどうかを確認します。)

 雪崩救助犬は雪崩によって埋没した遭難者を発見するための一つの手段です。他の捜索方法として、雪崩ビーコン(写真1)、プローブ(写真2)、スカッフ&コール(写真3&4)、目視、あるいは雪解けを待つ、などがあります。一番確実で早い捜索方法は雪崩ビーコンであることは疑いありません。しかし、遭難者がビーコンを携帯していない場合(日本における雪崩ビーコン普及率は依然としてとても低いのです)、雪崩救助犬はビーコン以外の様々な捜索方法に並ぶ、あるいはそれら以上に有効な手段なのです。

 

  
      


 雪崩による埋没者を捜索するにあたっての緊急性は最重要視されるべきものです。埋没者を15分以内に発見できれば、その生存率は90%であるという統計が出ています。しかし、35分後の生存率は30%にまで下がり、その後生存率は急速に落ちて行きます。つまり、埋没者が雪崩ビーコンを携帯していない場合、雪崩現場に訓練されたハンドラーと雪崩救助犬が居合わせていない限り、遺体捜索になることがほとんどです。しかし、結果的に遺体捜索になろうとも、現場で遭遇するであろう緊急性と様々な障害を頭に入れて訓練に臨むことが重要です。


(雪崩犬、雪崩捜索犬、雪崩捜索救助犬など、様々な呼名がありますが、ここでは雪崩救助犬として統一いたします。)





                





































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